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歯の健康メモ
唾液おそるべし
【平成28年5月号】
東京都小金井歯科医師会 / 平田 晋一

 唾液は健康な成人で一日1.0〜1.5g分泌されると言われています。

 しかし個人差も多く、季節・年齢・性別・身体状況・服用薬剤などによって変動します。
唾液分泌には、刺激などなくても分泌される安静時唾液と、食事などの刺激により分泌される刺激唾液があり、常に口腔内を湿潤しています。
唾液には粘膜保護・自浄・水分平衡・潤滑・緩衝・抗菌・消化・組織修復・再石灰化・発ガン予防など多くの作用があり、 口腔のみならず身体が正常な機能を発揮するため無くてはなりません。

 たとえば最近よく耳にする、逆流性食道炎などの場合、分泌された中性の唾液は、 食道内を洗浄、中和し、胃から逆流し食道内に残留した胃酸が食道粘膜を障害するのを防いでいます。
したがって、唾液分泌が障害されていると、逆流性食道炎が発症しやすいと考えられますが、 実際、逆流性食道炎では、唾液分泌が低下しているとする報告もあります。

 そこで逆流性食道炎の唾液分泌を増加させれば「むねやけ」症状を軽減させることが可能となるであろうと考えられます。

 唾液を増やす方法としては、唾液腺マッサージや薬剤などいろいろありますので一度、お近くの歯科医院にご相談ください。