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歯の健康メモ
口腔がんについて
【平成21年11月01日号】
東京都小金井歯科医師会 / 川合 俊弘

残念なことに口の中(口腔)にがんが発生することを知らない方がいらっしゃいます。胃がんなどに比べ頻度は少ないものの、口の中では歯以外のすべての部位にがんが発生する可能性があります。

先進国において欧米では口腔がんでの死亡者数が減少しているのに対し、日本では認知不足などから毎年増加しているのが実情です。

口腔がんの原因としては喫煙、飲酒、合わない入れ歯、むし歯のとがった部位などの影響が考えられています。

治療は手術による外科療法が一般的ですが、放射線療法、化学療法も単独または併用して行われることがあります。

口の中は食事や発音などの際に非常に重要な器官です。初期の口腔がんでは切除だけで済むため術後の影響も少ない一方、進行した場合は切除範囲が大きくなることから審美的な問題なども加わり、腕の皮膚や腰の骨を移植するという大掛かりな手術が必要になり、医療費も初期のがんと比べ30倍というデータもあります。

近年、各地の自治体では、早期発見をめざす口腔がん検診が広がっており、小金井歯科医師会でも市と協力のうえ、早期実現をめざし準備を進めています。

市民の皆さんには、日常的にもご自身で口の中のチェックを行い、腫れや口内炎がなかなか治らないなどありましたら、早めに歯科など医療機関への受診をお勧めいたします。